商売をはじめることは誰にもできます。
しかし、歩んでいる道を変える決断は難しいものです。
商売をするには「この商品・サービスには将来性がある」という先見性と、
冷静な分析能力が必要ですが、それに加えて必要なのが「決断力」です。
経営者は特に事業を撤退する決断がなかなか出来ないものです。
重たい荷物を下ろすのがデフレ時代の発想です。
しかし、いったん会社を閉めて再出発となると、決断がなかなかできないものです。
人間は悩むと視野狭窄になり、選択肢がどんどんなくなっていって、最後は
自己破産に行き着いてしまいます。
これだけ変化の激しい時代ですから、撤退する決断は重要です。
経営のシステムや商品、さらに言えば業種を変えるのですが、新しく簡単に
儲かる事業など、そうそうあるものではありません。
しかし、今まで事業をしてきた分野には「信用」「人脈」「技術」という財産が
あります。
周囲を大切にすれば、自分も大切にされます。
逆に人に不快感を与えるとそのツケはいつか自分に回ってきます。
あなたを大切にする人と、不愉快にさせる人、あなたが事業展開していて
いい情報が入ってきたとき、どちらの人にその情報を流すでしょうか。
私は、人を大切に出来る力を「幸福力」と呼んでいます。
周囲の人々を幸せにする力です。
情報は「情」に「報いる」と書くように、よい情報は幸福力のある人にしか
流れません。
幸福力のある人と無い人で、復活できるのは当然、幸福力のある人です。
そのためにも、自分の周りの人をいつも大事にしなければなりません。
テクノロジーは日進月歩の進化を遂げデジタル化していても、
営業はいつの時代もアナログなのです。

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